21:42 から一人ワッチが15分続いています。
単独当直の常態化を防ぎ、
船陸一体で航海当直の安全を支える。
船橋の在橋人数をリアルタイムで把握する当直支援ソリューション「ワッチモ」。一人ワッチや船橋無人の状態を検知し、船内表示および陸上運航管理者へ段階的に通知します。
※本システムは BNWAS(船橋航海当直警報装置)を代替するものではなく、在橋人数の検知と滞在ログの記録によって既存の当直体制を補完するソリューションです。
夜間航行における単独当直と海難リスク
海難事故の多くは、平穏かつ定常的な夜間航行の緩みの中で発生しています。
居眠りに起因する船舶事故のうち、21時〜翌5時台に発生した割合。
出典:運輸安全委員会 分析資料[資料名・公表年を記載]
事故誘発の構造的要因
- 01
単独当直の発生
夜間当直において、航海士1名のみが船橋に立つ状況が発生しやすい。
- 02
操舵の自動化
オートパイロットによる針路保持が続き、当直者の動作介入が減少。
- 03
着座による覚醒度低下
暗夜の海を見据えながらの長時間の着座姿勢が、覚醒度の低下を招く。
行動監視ではなく「規定人数の遵守」を可視化
運航管理において確認すべき本質は、当直者の個別動作の監視ではなく、「規定の当直体制が維持されているか」という事実です。ワッチモは BNWAS の手前で在橋人数を把握し、当直体制の適正化を支援します。
| 項目 | BNWAS(船橋航海当直警報装置) | ワッチモ(本システム) |
|---|---|---|
| 確認対象 | 一定時間ごとの操作応答(覚醒確認) | 船橋内の在橋人数(体制確認) |
| 陸上への連携 | なし(船内警報のみ) | 一人ワッチ・無人状態を陸上運航管理者へ通知 |
| 記録・ログ | [BNWAS 側の仕様を確認して記載] | 在橋状況および継続時間の履歴を自動記録 |
検知・通知の仕組み
平常時の運航を妨げず、規程から逸脱した状態が継続した場合にのみ、段階的にアラートを発報します。
-
STEP 01
在橋人数の自動検知
船橋内に設置したセンサーが人数のみをカウントします。個人を特定する情報は取得しません。
-
STEP 02
船橋内での事前表示
在橋人数が規定を下回った場合、船橋内のディスプレイに現在の状態と経過時間を表示します。当直者自身がリアルタイムで状況を確認できます。
-
STEP 03
陸上運航管理者へのアラート通知
一人ワッチの継続や無人状態を検知した場合、陸上の運航管理者の端末(スマートフォン等)へ速やかに通知します。
4つの状態ステータス
- 規定人数ON WATCH
- 通常運用規定人数が在橋。画面表示のみ行い、外部通知は行いません。
- 一人ワッチSOLO
- 要確認在橋者が1名のみの状態。規定時間を超えて継続した場合、陸上へ通知します。
- 無人EMPTY
- 警告船橋内に不在。船内表示とともに、陸上へ即時通知を発報します。
- 通信途絶OFFLINE
- オフライン陸上回線の切断状態。船内での検知・表示機能は正常に稼働し続けます。
※狭水道進入時など、運航フェーズに応じた規定人数の切り替えは船橋側で手動設定可能です。また、船位(航行区域)に応じた設定変更の提案機能も備えています。
船陸一体の運航管理インターフェース
船橋・陸上の双方が、同一の運航実態をリアルタイムに把握できます。
乗組員に配慮したプライバシー保護設計
現場への心理的負荷を抑え、安全管理の目的外利用を防ぐ設計を徹底しています。
個人を特定しないカウント方式
取得するのは「何名いるか」という数値情報のみであり、特定の個人を識別しません。
映像データの不保持・非送信
カメラ映像や顔写真データを船外へ送信、またはサーバーへ保存することは一切ありません。
船陸での情報対称性
陸上に通知される状態は、船橋のディスプレイにも常に同一内容が表示されます。乗組員の把握していない情報が一人歩きすることはありません。
導入の容易性と費用対効果
事業規模や船格を問わず、すべての船舶へ無理なく導入できる構成を追求しています。
- INSTALL
工事不要の簡易設置
センサーと表示端末を船橋内に設置するのみ。既存の航海計器への配線や改造工事は一切不要です。
- CONNECT
既存インフラの活用
専用の衛星・携帯回線を新設する必要はなく、船内に導入済みの通信回線(Starlink 等)をそのまま利用できます。
- PRICE
導入しやすい料金体系
[価格・プラン:調整中]
実証実験(パイロットプログラム)のご案内
現在、実証実験にご協力いただける運航事業者様・船主様を募集しています。現場のフィードバックを取り入れながら、実用性と検知精度の検証を進めています。
- PHASE 1
現在昼間実証人数検知の精度検証および船橋ディスプレイの視認性評価 - PHASE 2
次回夜間検証夜間航行環境における検知精度の確認および暗順応配慮 UI の検証 - PHASE 3商用版の提供開始[提供開始時期を記載]
よくあるご質問
乗組員の顔や行動をカメラで撮影・監視するのですか?
いいえ。計測するのは在橋人数のみです。顔画像や映像データを陸上へ送信・保存することはありません。[※センサー方式の補足記載]
BNWAS(船橋航海当直警報装置)の代替設備となりますか?
代替ではなく、補完システムです。BNWAS の機能に加え、在橋人数と経過時間の推移を可視化することで、当直体制の実効性を高めます。
既存の航海機器への工事や配線作業は必要ですか?
不要です。センサーと表示端末を船橋内に配置・通電するのみで稼働し、既存の航海計器には一切手を加えません。
航海中に通信が途絶した場合はどのような動作になりますか?
陸上管理画面には「通信途絶」と表示されますが、船内での検知・表示機能は正常に稼働を続けます。通信が復旧し次第、未送信の記録データを同期します。
夜間航行時にも使用できますか?
現在は昼間環境での実証段階であり、夜間環境への対応検証を順次進めております。
導入費用はどの程度ですか?
[価格・プラン:調整中]